ED科夏休み国際PBL研修(2013年度~2016年度)

本学では,国際社会で活躍できる人材の育成をめざし,本学科と電子情報通信工学科の2年生・3年生の希望者に国際PBLを体験してもらっています。 本研究室の指導教員は2013年から2016年にかけてこの活動の国内トレーニングと海外引率の学生サポートを行いました。
2013年から始まり今年で5年目になる活動です。大阪工業大学の学生とアジアの大学生(台北科技大,2016年より上海の同済大学が加わる)が1週間,与えられたテーマに関するモノづくりを行います。

2016年度は、「Bio-inspired robot」と銘打ち,生物の動きを模した移動ロボットにより障害物を乗り越えてコースを走行させ所要時間を競い合いました。
今年の優勝チームのロボットは,コレです。

...やはりロボットにしても昆虫の動きというのは,安定性があって操作性に優れているということでしょうか。
(国際PBL参加者・スタッフの皆さん)
本学の参加者の多くが初の海外とあって不安に感じる人もいましたが,1週間,現地の大学生とモノづくりを通じて次第に打ち解けるようになり,最後の走行会は大いに盛り上がりました。 この経験をぜひこれからの自分の人生の糧にして欲しいと強く感じました。

電子工作工房(2009年度~ )

本研究室では、研究テーマとは少し離れて、電子部品を半田ごてを用いて実装したり、回路基板を製作したりといった、いろいろな電子工作を楽しむ 「電子工作工房」 を立ち上げています。
今まで、学内で行われるイベントで電子工作関連の出展を行ったり、その他自分の趣味の電子回路を自由に製作したりと、積極的に活動しています。今までの主な活動は以下の通りです。

2009年度
◎常翔学園創立90周年記念事業「夢を応援するプロジェクト」”声で時間を知らせる時計”製作
◎オープンキャンパス2009 「ラーメンタイマーの製作」
◎工学実感フェア2009 「メロディーで時を知らせるラーメンタイマー」

2010年度
◎オープンキャンパス2010「卓上スピーカー」
◎工学実感フェア2010「卓上スピーカー(その2)」
◎(番外編)卒研生による自由電子工作紹介ページ

2011年度
◎工学実感フェア2011「面白電子工作(スロットマシン)」

2012年度
◎オープンキャンパス2012「手のひらサイズスロットマシン」パンフレット

これからも研究室の中で、いろんな電子工作のアイデアをかたちにしていきたいと思います。興味のある人はぜひ一緒に活動しましょう。

電気電子系ものづくりプロジェクト(2013年度)

本学では学外のコンテストに出場するような本格的なプロジェクト(例えば、ソーラーカープロジェクトやロボットコンテストプロジェクトなど)が数多くあります。「電気電子系ものづくりプロジェクト」は、そのような大規模なプロジェクトと比べると少し規模は小さいのですが、少し手軽に、でも何かモノづくりをやってみたい、という電気電子システム工学科、電子情報通信工学科の学生を中心として活動を始めました。

2013年度は、「非接触給電システム」をキーワードに各グループにわかれてアイデアを出し合いました。
以下、簡単に紹介します。
◎スマートフォンの充電を自作のコイルを用いて非接触で行うシステムの試作版
◎プロジェクト版‟ワイヤレステルミン”の試作版
  2つのコイル間の電磁結合に応じて音程が変わる仕組みです。
  受信コイルを上下するとミニスピーカーからの音の高さが変化します。
◎ハート型など面白い形を使って非接触給電を模擬する模型(ミニホバークラフト)のデモ

上で紹介した試作・デモは、工学実感フェア2013で公開展示し、多数の来場者に見てもらいました。
(電気電子系プロジェクト「非接触プロジェクト」のメンバー)
皆さん、そして彼らをサポートしてくれた高周波研の院生、卒研生の皆さん、どうもご苦労様でした。これからも、いろんな機会を見つけて自分のアイデアを形にしていきましょう。